普通の大学生が殻を破るブログ

英語学習を中心に、考えていることを気ままに書きます!

英語学習体験記(TOEIC400点から800点への道のり)パート②

 

 前回の続きで、今回は、

 TOEIC545点から630点までの道のりについてお話しします。

(前回はTOEIC400点から545点までの道のりについてお伝えしました。)

 

 少しでも、皆さんの英語学習の参考になれればと思っております。

 

 この段階では、すでに音読トレーニングの有効性を本で学び終え、複数の教材を用いて実際に音読トレーニングをすることで、英語学習における音読の効果を身をもって実感していた頃でした。

 

 しかし、英文音読をする際に、英文の文法構造を理解するのに大変手間取っていたこともあり、

英語の基礎(文法)をもう一度最初からやり直した方が良いのでは??

と考えるようになりました。

 そして、多くの英語学習本にも“中学英語が大切である”との言及が多かったため、

中学校3年間の英語からもう一度やり直すことにしました。

 

 その際に使用したのが以下の4つの教材です。 

 

英会話・ぜったい・音読 【入門編】?英語の基礎回路を作る本

英会話・ぜったい・音読 【入門編】?英語の基礎回路を作る本

 
英会話・ぜったい・音読 【続・入門編】 (CDブック)

英会話・ぜったい・音読 【続・入門編】 (CDブック)

 

 

英会話・ぜったい・音読 【標準編】?頭の中に英語回路を作る本

英会話・ぜったい・音読 【標準編】?頭の中に英語回路を作る本

 
英会話・ぜったい・音読 【続・標準編】 (CDブック)

英会話・ぜったい・音読 【続・標準編】 (CDブック)

 

 

 上記4つの教材は、いずれも中学校の教科書の中から厳選された長文を一つの本に収めたものであり、長文の難易度はそれほど高くはないです。それぞれ12個の長文が収納されています。

 

 ですが、中学レベルの英語からやり直したい人や、英語の基礎をしっかりと身に着けたい人にとってはオススメです。

 

 注意点としては、教材のレベルが低くて物足りないと思われる方もいらっしゃると思うので、そういった方は、上の2つの「入門編」からではなく、下の2つの「標準編」から始めたり、もしくは「続・標準編」だけに取り組んでみたりと工夫してみてください!

 それ以外にも、取り組む中で、

(なんかこの長文、自分が中学生の時に見たことあるな)

と思えるものがあるかもしれないので、そういう時には他の長文を中心に、音読トレーニングに励むと良いと思います。

 いずれにせよ、自分が興味の持てる題材や教材で学習するのが継続的な学習において何より大切であると思っています。

 

 実際、私は上記4つの教材を、

 一つの長文につき、50回から100回音読しました。感想としては、英文のレベルがそ       れほど高くはなかったので、そこまで音読する必要はなかったかなとも思いました。

 しかし、中学英語の基礎をしっかりと身に着けることができた

 という実感はありました。

 

  ここでひとつ、私が失敗したなと思ったことがあり、それは、上記4つの教材を、他の教材よりも先に取り組んでおけばよかったということです。私は、前回の記事(英語学習体験記パート①)でご紹介した英語長文ハイパートレーニンや、英語長文レベル別問題集をやり終えてから、上記4つの教材へと移りました。しかし、どう考えても上記4つの教材は、英語長文ハイパートレーニン英語長文レベル別問題集よりは難易度が低いため、先に上記4つの教材に取り組んだ方が効率が良かっただろうと思いました。

 

 以上の4つの教材に加えて、私が同時進行で取り組んでいたのが、大学受験用の文法教材である、

VINTAGE(ヴィンテージ)です。

 

英文法・語法Vintage

英文法・語法Vintage

 

 

 実は、私はこの教材を大学受験の際にも使用していたのですが、当時はただ文法の知識を覚えるということだけに執着してしまい、英文法というものを本質的には理解できておりませんでした。

 そのため、大学生になってからもう一度、このVINTAGE(ヴィンテージ)に取り組んでみました。

 

 学習方法としては、

見開きの左側のページに文法事項に関しての問題があるため、その問題の答えが分からなかったらあまり深く考え込まず、すぐに右側のページにある解説を読んで文法の知識・理論を理解したのち、先ほど答えが思い浮かばなかった左側の問題へと戻っていきました。

 

 この文法学習をする際に、私が意識していたことは、

文法問題をパズルのように解いていくのではなく、使える英文法を身に着ける

ということです。

そのため、文法問題を解く時には、ただ英文を見ているだけではなく、

英文を声に出しながら、ノートに書いていました。

このとき、必ずしもきれいにノートに書き写す必要はありません。

大切なのは、英文法を肌感覚として身に着け、話す、書くといった使える英文法を身に着けることです。

 

 そして、私はVINTAGE(ヴィンテージ)を5周しました。

最初の3周は問題を声に出しながらノートに書き写していくというやり方で取り組み、残りの2周は、問題を声に出しながら解いていくのみで、ノートに書き写すという作業はスキップしました。

 

 そして、ようやく3回目のTOEICを受験しました。

 (545点を取得した前回の受験から、約9か月ぶりの受験です。)   

 

 その結果、630点を取得することができました!

   (リスニング340点、リーディング290点)

 

 受験時の印象として、リスニングでは、今までは単語単位でしか聞き取れなかったものが、徐々に文単位で聞き取れるようになってきました。

 

 また、リーディングに関しては、文法を強化したお陰で、文法問題にかかる時間も減り、そのお陰で長文により多くの時間を注ぐことができました。

もちろん文法を強化したことで、長文も格段に読みやすくなりました。

 

 この時は、音読と文法学習の大切さを実感することができました。

 

  今回はここまでとなります。

 

  次回は、TOEIC630点からその先の道のりについてお話します!

 

  最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

 次回もよろしくお願いします!