普通の大学生が殻を破るブログ

英語学習を中心に、考えていることを気ままに書きます!

【体験記】英文多読をやってみた!!

皆さん、こんにちは。

 

今回は、英文多読についてお話しさせて頂きたいと思います。

 

まず初めに、多読と聞くと、どんなことを思い浮かべますでしょうか。

もしかしたら、ただ難しい英文をひたすら読んでいくことを想像される方がいらっしゃるかもしれません。

でも安心してください。わたしが取り組み、効果があったと感じた多読は、決して辛いものではなかったからです。むしろ、勉強している感覚はほとんどなく、楽しいと思えるくらいでした。

 

以下に英文多読に至ったきっかけ、実際に行ったことを紹介させて頂きます。

(前提として、多読を始めるには、少なくともTOEICで600点は問題なくとれるレベルであることが望ましいです。理由として、英語力が伴っていないと、多読をしても分からない単語や文法が多く、学習効率の低下やモチベーションダウンに繋がることが想定されるからです。)

 

【きっかけ】

私は大学生の頃、英語学習をする中で、ゆっくりなら英文を読むことが出来るが、スピードに乗って、英文を読めないことに悩みを抱いておりました。(このころの私の英語力としては、分かりやすくTOEICで言うと、600点ほどでした。)

例えば、TOEICを解く際には、リーディングパートを時間内に解くことが出来ず、最後の数問は、マークシートを塗りつぶしておりました。

 

そんな状況を打開すべく、私が辿り着いたのが、英文多読でした。

いきさつとしては、もともと私が既に書いたブログでご紹介させて頂いている「英語上達完全マップ」という本の中で、「英語を早く読めるようになりたければ、英文多読が有効」との内容が書かれていたからです。

 

【行ったこと】

単語、文法のレベルが制限された、英語学習者向けの本を読んで行きました。最初は、児童書レベルのものから取り組み、徐々にレベルを上げ、最後には、一般の洋書のちょっと手前ぐらいのレベルの本まで読んで行きました。

 

【具体的な本】

Oxford bookworms、Cambridge English Readers などを中心に読んでいきました。たまたま自分が通っていた大学の図書館に、上記のような英文多読用の本が用意されていたので、借りて読んでいました。

個人的には、Oxford bookworms が一番ストレスなく読めました。

  

【心がけたこと】

読む際に心がけたこととしては、完璧主義になりすぎないことです。

私の場合、全体の内容が7割前後理解できていれば、良しとしていました。

理由としては、多読の目的を、あくまで「多くの英語に触れ、英文の処理速度を高めること」に位置づけていたからです。そのため、知らない単語があっても、よほど気にならない限り、推測するか飛ばして読むようにしていました。

 

 

私が、上記のような多読を行った期間は、大学2年生と大学3年生の約2年間でした。1週間に1冊読むことを目標に、この期間で、少なくとも50万語以上の英文を読んでいたと思います。

 

【効果】

英語を読む(理解する)スピードが、多読を始める前と比べ、圧倒的に速くなりました。具体的には、TOEICのリスニングパートで、設問を音声が流れる前に余裕をもって先読み出来るようになったり、リーディングパートを時間内に最後まで何とか解けるようになりました。

自分自身の体験をもって、英文多読は効果があったと言うことができます。

(繰り返しになりますが、TOEICで600点を問題なく取れるほどの基礎力を持った状態で始めることを前提としております。)

 

皆さんも、是非多読に挑戦してみてください!!

 

今回は、以上となります。

 

 

最後まで、お読みくださり、ありがとうございました!

 

 

 

 

英米文学科という学科について

 

 皆さんこんにちは。

 

 今回は、私が専攻していた英米文学科という学科について、ご紹介したいと思います。

(もちろん、私が通っていた大学の英米文学科についての話で、すべての大学の英米文学科について、あてはまるかどうかは分かりません。。

 

私が大学生の頃、所属していた学科について振り返ってみると、良かったと思うことやあまり良くはなかったと思うところがありました。

 

多くの方の抱く、英米文学科のイメージは「英語が出来る人が多い」「国際派」といったようなものが多いようです。

 

実際、わたしが英米文学科に入ろうと思ったのは、

①授業で英語を扱うことが多いから

②何となく英語のスキルが上達しそうだから

 

 という漠然としたものでした。

 

ここで、以下の二つのことに対して考えてみたいと思います。

①「英米文学科では授業で英語を扱うことが多いのかどうか」

②「英米文学科に入って英語のスキルが向上したかどうか」

 

 

まず①「英米文学科では授業で英語を扱うことが多いのかどうか」 についてですが、このことに関しては私の予想通り、授業で英語を扱うことは多かったです。

具体的には、

  • 英語の原書(文学作品)の読解
  • 英語音声での映画鑑賞
  • 英作文を磨く授業
  • ネイティブスピーカによるプレゼンやスピーチを学ぶ授業

 

 などがありました。

 

次に、②「英米文学科に入って英語のスキルが向上したかどうか」についてですが、率直に申しますと、「そこまで向上していない」というのが私の正直な感想です。

 

このように思う理由としては、英語のスキルの向上を目的とした授業が多くはないからです。

 

これはどういうことかといいますと、ほとんどの授業がアメリカやイギリスの文学について学ぶ授業であり、中学校や高校の英語の授業のように単語や文法について事細かく解説があるわけではないからです。(ここで語弊なきように言っておきますが、私は英米文学科の授業を批判しているわけでも高校の英語の授業を美化しているわけでもありません。)

 

どちらかと言うと、授業の内容は、作品の中の登場人物の行動に対する分析をしたり、作家が作品を通じて読者に伝えようとしていることについて議論してみたり、国の歴史や英語という言語が出来るまでの流れについて学ぶといったものが多かったです。

 

私が唯一英語の学習という観点において良いなと思った授業は、「ネイティブスピーカーによる少人数の授業」です。このような授業の場合、他の大人数の授業と比べ、教師一人に対して学生の人数が少ないため、学生一人当たりの英語の発話量は当然のことながら増えます。それによって、英語を話す力は少しは向上すると思います。

 

 

最後に、今回のまとめとそれに関連する私の意見について述べさせていただきます。

 

「まとめ」

英米文学科では授業で英語を扱うことが多い

英米文学科に入っても英語のスキルがそれほど向上するわけではない

 

「私の意見」

①に関しては全くその通りだと思います。

 

②に関しては、少し残念な事実かもしれませんが、それほど落ち込むことではありません。その理由は、仮にどんなに質の高い授業であったとしても、授業の回数や時間は限られており、授業だけで英語の向上を期待するには限りがあるからです。英語の学習という観点で大切なのは、毎日の自主学習による積み重ねです。授業はあくまで英語の学習においては補足ぐらいの気持ちでいた方がいいのかもしれません。

 

 

 

 英米文学科に興味のある方にとって、少しでも参考になればと思います。

 

 

 最後までお読みくださり、ありがとうございました!!

 

 

  

英語を学び続ける理由について

 

 こんにちは!!

 

 

 今回は、「英語を学び続ける理由」についての記事を書かせていただきます。

 

 

 私が英語を学び続ける理由は、「英語を学ぶという行為が自分が努力出来る、頑張ることの出来る人間であることを自分に対して証明してくれるから」です。

 

 

 この言葉に対し、もしかしたら疑問に思う方もいるかもしれません。それもそのはずで、英語を学ぶのは「仕事のためや将来のため」と考えておられる方が多いと思うからです。

 

 

 実は、私も以前までは英語を学ぶ理由が「仕事や将来のため」でした。しかし、そのような考え方は変えることにしました。

 

 

その理由として、私の場合、現状として今すぐに英語が必要というような状況ではないがゆえに、「仕事のためや将来のために英語を学ぶ」という考え方では学習のモチベーションを維持する上での弊害になると考えたからです。

(現在私は就職活動を終えた大学四年生であり、仕事で必ず英語を使うということは保障されていません。)

 

 

 私のように、これまで英語を継続して学習してきたはいいものの、日本にいて実際に英語を使う機会がないために、英語の学習を続けることに対して疑問を抱く方は意外と多いのではないでしょうか。

 

 

そんな、今すぐに英語が必要ではないけれど、これからも英語の学習を続けていきたいと思っている方や、これまで頑張って英語を勉強してきたけど使う機会がないから学習を止めようとしている方(もしくは、ここまで継続してきた学習を止めてしまうにはなんだか頑張りが無駄になったようで辛いと感じている方)は、少し考えを変えてみるのもいいのかもしれません。そうです、英語を学ぶのは「自分に自信をもたらし、前向きな人生を送れるから」というように、、、。

 

 

 私自身、日本にいて英語の学習を継続することはとてつもなく大変で、何度も心が折れそうになると思います。このことは、日本にいて普段の生活で英語を使わなくても生活が出来ることを考えると、仕方ないことです。そんな環境の中でも学習を継続し、自らのスキルを高め続けるよう取り組むことは、その人にとって十分大きな自信をもたらすに違いないと思います。

 

 

また、個人的な意見として、何か一つのことを頑張れるということは、それ意外のことも頑張れる可能性が高いと思います。普段の生活の中で、頑張らなくてはならないことや、達成できるかどうか不安なことが数多くあるかと思われます。そんな時に、英語の学習を継続できているという実感が、大きな自信となり、プラスの効果を発揮してくれると思います。

 

 

 

最後に、、、

 

もし日本国内で英語の学習を頑張っておられる方がいましたら、是非継続してくださいね。

 

その頑張りが、そう遠くない未来、あなたを支えることになるかもしれませんから。

私も頑張っていきます。

 

f:id:onetenfive:20190114142533p:plain

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

10カ月ぶりのTOEIC受験!!

 

 「10カ月ぶりのTOEIC受験!!」

 

 

f:id:onetenfive:20190107132856j:plain

 

 

  今回は、10カ月間何も勉強しないと、TOEIC(L&R)のスコアにどれぐらいの変化があるのかについてお話ししたいと思います。

 

 

 結論から申しますと、前回(2018年1月)にTOEICを受験したときが

 リスニング430点、リーディング370点の合計800点であったのに対して、10カ月後の受験結果は、、、

 リスニング385点、りーディング340点の合計725点でした(泣)、、、

 

 

 この10カ月という期間は、就職活動等により、学習時間がほぼゼロでした。

そのため、この結果についてはある程度しょうがないかなという気持ちです。

 

 

 試験中、実際に私が実感したこととしては、リスニングに関してはそこまで力は落ちていないのではないかというものです。確かにスコアとしては、430点から385点と40点以上落ちてしまいました。しかし、この原因はリスニング力が落ちたというよりは、問題の先読みであったりと問題を解く際の要領の問題なのではないかと思いました。つまり、10カ月間TOEICの問題に全く触れてこなかったことによって、解答の速いペースについていくことが出来ず、良いペースで解くことが出来なかったということです。

 

 

 リーディングに関しては、時間が足りずに最後の5問を解くことが出来ませんでした。ただ、いつも最後の5問は時間が足りないことが多いので、このことはさほど問題ではありませんでした。問題なのは正答率であり、個人的な感覚では、370点を取った前回とさほど手ごたえは変わらなかったのですが、結果は340点と30点下がっていました。やはり、普段の英文の読み込みが足りなかったことが原因だと思います。

 

 

 これらの結果を踏まえて分かったこととしては、

英語の学習は何よりも毎日の継続が大切である」ということです。

 

 

 今後は少しTOEICから離れて、英検準一級に挑戦してみたい

と思います!!

 

 

 また、今度の4月から社会人になるので、お仕事のほうも頑張っていきたいと思います!

 

 

 

 それでは、最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

就職活動を終えての振り返り

 

 今回は、英語学習ではなく私の就職活動についてお話しします。

 

 日記みたいなものなので、こんな奴もいたんだなという程度に軽く見ていただけたらと思います。

(私は、一流企業や有名企業から内々定を頂いたというわけではございません。それよりも、やりたいことが分からずに苦労した側の人です。)

 

 少しでも、皆さんの参考になればと思います。

 f:id:onetenfive:20180924170948j:plain

 

 前提として、私が本格的に就職活動を開始したのは、大学3年生の2月(あと2ヵ月で4年生となる時期)になってからでした。それまでは、学内で開催される「就活講座」や企業のインターンシップに参加しておりましたが、どちらかというと、就職活動よりも英語の学習の方に力を入れておりました。その理由として、就職活動では、「英語の学習」を通じて身に付けたことを自分の武器としてアピールしていきたいと考えており、そのためには、英語を頑張ったという証拠を数値として示しやすい「TOEIC」試験でそれなりのスコアをとることが必要だと思っていたからです。 

 

これから私が書く文章は、私が就職活動を始めてから終わるまでの出来事についてです。

 

 私が就職活動を始めたのは、大学3年生の5月ごろになってからです。そのころから、学内で開催される就職活動の講座に参加し始めておりました。就職活動を始めたばかりの自分は、将来自分がどうなりたいかは全くはっきりしておらず、何となく周囲の就職活動を始める雰囲気に流されておりました。

もともと私は、高校3年生ぐらいの時は、将来英語の教師になることを目標にしていたのですが、大学2年次のフィリピン留学を終えた頃に、徐々に「英語を教えるよりも、実際に自分が英語を使ってみたいな」と思うようになってきました。そして、大学2年生まで続けていた「教職課程」を、大学3年生の段階で辞退しました。(この決断が正解であったかどうかは分かりませんが、、)そして、民間企業での就職を視野に入れていきました。

 

そして、6月、7月と学内での就活講座を受けていき、8月には、旅行業界の二日間のインターンシップに参加しました。このインターンシップでは、多くの他大学の学生と一緒に、その企業独自のグループワーク(グループディスカッション)をする中で、その会社でのお仕事を体験してみると同時に、他大学の学生と触れ合う中で、たくさんの刺激をもらうことができました。周囲には意識の高い学生が多かったため、正直私はびびっていました。その他にも、このインターンシップが私と「企業」との初めての接点であったため、企業の人達(社会人の方々)と接することにもびびっていました。それでも何とか、少しでも自分の意見を他人に伝えられるように頑張っておりました。

 

その後、9月、10月と少しずつ学内での「就活講座」に参加し、いよいよ11月に入りました。この頃は、商社のインターンシップ(一日間)に参加し、商社が一体どんな業務をしているのかを、グループワークを通じて学びました。感想としては、商社での業務は結構面白そうだなと思いました。この時点での私の志望業界は、「旅行業界」と「商社」の二つでした。

 

そして、12月には、「英会話スクール」のインターンシップ(1日間)に参加しました。このインターンシップに参加した目的は、自分がこれまで英語の勉強をしてきたこと、教職課程を受講してきたことを踏まえ、自分の取り組んできたこととかなり接点があると判断したためです。インターンシップに参加し終えた感想としては、学校の英語の教師ではなく、実践で使える英語の習得を目標にしている英会話スクールもいいなと思いました。

 

そして、年が明けて、時は一月。この頃は、就職活動だけでなく、大学側のレポート課題や後期試験があったため、少し慌ただしい時期でした。年末年始ということもあり、少し気が緩んでいる時期でもありました。この頃は、2月に開催される予定のインターンシップに向けたエントリーシートの作成を主にしておりました。

 

やがて、2月となりました。この時期から、より多くのインターンシップに参加し、就活本番に向けたエントリ―シート、SPIの準備を始めていきました。商社のインターンを中心に参加し、そのほかにも食品メーカーのインターンにも参加しました。また、この頃から、マイナビなどの就職支援をされている企業によるイベントが数多く行われ始めたので、徐々に参加するようになりました。

 

そして3月になり、いよいよ企業がエントリーを解禁しました。この時期は、エントリ―シートの提出が非常に多く、提出期限が重複するものが数多くあったため、エントリ―シートを提出しきれなかった企業もありました。このとき私が失敗したなと思ったことは、2月が終わるまでに、もう少しエントリーシートの型を作っておくべきであったということですそうすれば、エントリーシートの提出期限が重なったとしても、より多くの企業に提出することが出来たからです。3月には、7社ほど説明会に参加しました。この頃になって、新たな志望業界として、食品卸も見るようになりました。説明会の他には、1社の面接がありました。就職活動における初めての面接ということで、かなり緊張しました。

 

4月になっても相変わらず説明会、面接の日々が続きました。6社ほど説明会に参加し、4社ほど面接を受けました。この時期は、第一志望の企業の面接があり、かなり精神的にもしんどい時期でした。なかなか1次面接が突破できず、就職活動の厳しさを痛感していた頃でした。

 

そして5月。この時期に参加した説明会は6社ほどであり、受けた面接は4社ほどでした。この時期は、説明会とエントリーシートを経てようやく選考に進むことの出来る企業(持ち駒)の数が減ってきていたため、慌てずに目の前の選考に集中するように心がけておりました。また、大切にしていた考え方は、たとえ企業に落ちたとしても失うものは何もない。逃げないことが大事というものです。このように切り替えることで、上手く行かない時にも立ち直っていました。

 

そして6月。受けた面接の数は6社。この頃は、最終面接の数が多く、そろそろ内々定が欲しくなっていた時期でした。そして、6月の下旬に1社(食品卸)から内々定を頂き、ようやく(就職活動が終了したぞ!)と思っていました。 そして、6月の下旬から7月の上旬にかけての約2週間ほどの間、ぼーっとしつつも何か心に引っかかっているものがありました。それは、(ここで本当に就職活動を終了してもいいのか)ということです。なぜ私がこのように悩んだかというと、内々定を頂いた企業が、自分に合っている業界ではないのではないかと思うようになったからです。少し変わった話かもしれませんが、私が趣味でランニングをしている時に、(自分は本当に、今内々定を頂いている企業に就職したいのか?? 本当は違うのではないか??)ということをよく考えておりました。 そして、私の答えとしては、7月の中旬ではあるが、就職活動を再開するというものでした。正直、6月の下旬に1社から内々定を頂き、一度就職活動を終了しかけた状態から、再び就職活動を再開することは、とても精神的には大変でした。しかし、大学4年生の1ヵ月や2ヵ月というほんのわずかな時間を頑張らなかったことにより、近い将来に後悔してしまうことの方が、より辛いことであると判断しました。 実際、7月になると、募集をもうすでに締め切っている企業が多く、受けようと思った企業でも受けられないことがたくさんありました。また、気温が高く、暑い時期であったため、スーツでの活動は少し大変でした。7月に私が受けた説明会は約6社であり、この頃は、説明会に参加しても、参加している学生の数がこれまでと比べると非常に少なかったです。これはつまり、企業が募集している学生の数は減っているが、受けている学生の数も少ないということであり、この時期であってもチャンスは十分にあると考えていました

 

そしていよいよ8月。説明会に参加したのが2社、面接を受けたのが5社でした。なんとか8月中にあと1社から内々定を頂きたいと私は思っていたため、この時期は一番気持ちを強くもって行動しました。8月の中旬に最終面接があり、惜しくも落選。そして、8月の下旬(8月31日)に別の企業(専門商社)の最終面接があり、なんとか内々定を頂くことができました。 これでようやく、長かった就職活動を終えることが出来ました。

 

 

 最後に、就職活動を通じて私が学んだことについてお話しします。大きく3つあります。

一つ目は、就職活動には、「運や縁、タイミング、そして人柄(企業との相性)」といった要素が大きく関わってくるということです。たしかに圧倒的な実力のある学生であれば、就職活動で困ることはないのかも知れません。しかし、そのような学生はそう多くはいないと思います。私はいわゆる普通の学生であったため、実力が原因で落ちたというよりも、先に述べたようなその他の要因で上手く行かないことの方が多かった気がします。(これは決して私に運がなかったと誇張したいわけではありません)

二つ目は、選考に通過するかどうかは実際に受けてみなければ分からないということです。私は、選考に参加する前に、その企業に受かるかどうかという分かりもしないはずの成功確率ばかりを考えており、一番肝心な行動を起こすということを、おろそかにしていた時がありました。そして、受けられたはずの企業の選考を自分から逃げて辞退してしまうことが何度かあったため、就職活動をされている方には是非、受けられる選考には極力参加していただくことを強く推奨します。その理由として、私が(この企業の選考を突破するのはかなり厳しいだろうな)と思っていた場合でも、意外といいところまで通過できたことが何度もあったからです。要するに、客観的な指標が曖昧な就職活動では、受けてみるまでは何が起こるか分からないと言うことです。

三つめは、TOEICのスコア(800点)は、就活においては高く評価されるということです。特に面接では、TOEICのスコアを評価してくださる方が非常に多かったです。

 

 就職活動をされている方がいましたら、是非、最後まで走り切ってください!!

 

 

 最後までお読みくださりありがとうございました! 

 

 

 

英語学習体験記(TOEIC400点から800点までの道のり)パート⑥

 今回は、TOEIC725点から800点までの道のりについてお話します。

 

 少しでも皆さんの参考になればと思い、書かせていただきます。

 

 この頃は、TOEIC用の単語帳(スピードマスター)をある程度やり込み、少しTOEICのスコアの方にもこだわっていこうかなと思っていた時期でした。

 

 私がこの時期に取り組んだのは、TOEIC用の問題集である、精選模試です。

 (この時期は、前回の記事でお話した、TOEIC用の単語帳であるスピードマスターと、TOEIC公式問題集による音読トレーニングを継続しておりました。)

TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング

TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング

 

 

TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リスニング(CD-ROM1枚つき)

TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リスニング(CD-ROM1枚つき)

 

 精選模試は、青のリーディングと赤のリスニングに分かれており、それぞれ5回分の内容が含まれています。難易度に関しては、公開試験(本番の試験)と同じくらいなのかなと思います。私はこの教材は非常に有効だと思いました。その理由として、他のTOEIC対策本と比べても、問題に対する解説がとても詳しかったからです。TOEIC公式問題集よりも解説は詳しいと思います。また、問題の質も非常に高く、繰り返し説くことで、確実に力がつく(TOEIC慣れが出来る)教材です。さらに、それぞれの問題の正答率が解説の欄に示されているため、正解しなければならなかった問題なのか、それとも落としても良かった問題なのかを判断できます。個人的には、TOEIC関連の教材の中で一番好きな教材でした! マイナスな面としては、音声がCDではなく、CD-ROMによるものなので、慣れない人は取り込むまでにほんの少しだけ手間がかかるかもしれません。

 学習方法について、まずは青のリーディングの方からお話します。私にとって、この教材に取り組む最大の目的は、TOEIC慣れをすることであったため、最低でも3周はすることにしました。やり方はとてもシンプルであり、5回分あるうちのまずはTEST 1から解いていき、何点ぐらい取れたかどうかに一喜一憂するのではなく、それよりも豊富な解説をしっかりと読み込んで、次にTEST 2→3→4→5という風に取り組んでいました。問題を解く際に私が心がけていたことは、①必ず付属のマークシートを使用すること(私の場合、最低でも3周はしたため、足りない分はコピーして補っていました。)②必ずタイマーで時間を計りながら問題を解くことです。①にこだわる理由は、本番の試験がマークシートで行われるため、練習の時から本番と同じような状況で取り組むことで、本番に慌てないようにするためです。②にこだわる理由は、実際にタイマーを使って問題を解くことによって、自分の解くスピードが速いのか、遅いのかが感覚的に分かるようになり、どれくらいのスピードで解いたらより多くの問題が解けるのかということや、より正答率を上げられるのかということが、分かるようになるからです。逆に、普段はタイマーを使用しないで問題を解いていると、いざ本番になった時に、どれぐらいのペースで解いたらよいかが分からず、ゆっくり解きすぎて最後の長文にあまり取り組めなかったり、速く解きすぎて正答率が著しく下がったり、というような状況になってしまいます。以上のことを踏まえて、TEST1~5までを最低3周し、学習は完了としました。

 取り組んでみた感想としては、2周目や3周目になると、すでに一度しっかりと復習をした場合であれば、1周目に比べるとかなり楽に答えられると思います。ただ、その際に、もう答えが分かっているからといって適当に文章を読んでしまうと、力はつかないと思います。そうではなくて、たとえ答えが分かっていたとしても、なぜこの選択肢が答えになるのかという根拠をしっかりと考えながら解いていくことで、違う問題を解くときにも、正しい選択肢を選べるようになります!私は、この青の精選模試に取り組んだお陰で、どういう風に考えたら正解を導けるのかということや、どこに解答の根拠があるのかが、以前よりもはるかに分かるようになりました。是非、精選模試にチャレンジしてみてください!

 

 次に、赤のリスニングの方についてです。こちらも青のリーディングと同様に、TEST1からTEST5の5つのテストからなり、詳しい解説と問題の正答率が示されています

 学習方法は、マークシートを用意して解き、解き終えたら間違った問題を中心にしっかりと復習をしておりました。復習のやり方は、間違えた問題や、聞き取れたかどうか不安な問題を、

①まずは解答のスクリプトを何も見ずに、もう一度3回~5回聴いてみて、正解を選ぶことができるかを試してみます

次に、②日本語訳に一度目を通した後、英文を一文ずつ日本語訳と照らし合わせていきます。この際、単語や文法構造を意識しながら取り組むことが大切です。ここまでの作業が完了すると、英文の内容自体は把握できているはずなので、あとは実際に英文が音だとどのように聞こえるのかを理解するため、

③英文を見ながら3回ほど音声を聴きます。その時に、解答の根拠はどこにあるのかを意識すると、より効果的です。

その次に、④音読トレーニンに入ります。やり方は簡単で、「音源を2回聴く→英文を2回音読するを1セットとし、これを3セット行います。復習はこれで完了です!ポイントとしては、音源を2回聴く際に、実際に問題を解いているかのように、選択肢を選ぶための質問の音声も聴いて、正解が選べるかどうかを試してみることです。もしこの時点で正解を選ぶのに苦労するのであれば、本文の理解が足りないか、質問や選択肢の理解が足りていないと思われるので、分からない部分の理解に努めましょう!

 私の感想としては、上記の3セットを行えば、正解の選択肢を選ぶことに関しては、それほど難しくはないという状態になりました。ただ、どうしても英文の内容が難しかった時は、3セットをやり終えた次に日に、同じ英文をまた3セット取り組んでおりました。そうすることで、その場しのぎではなく、英文を正確に理解できるようになりました。また、私がお勧めするのは、余力があるのであれば、3セットを終えた後にアイシャドーイングを2回、シャドーイングを2回行うことです。

※アイシャドーイングとは、英文を見ながら、耳から流れてくる音声についていくように自分も音読することです。一方、シャドーイングとは、英文を何も見ずに、耳から流れてくる音だけに集中して、音声についていくように自分も音読することです。

実際、私も英文の内容をより聞き取れるようにしたい時や、余力があるときには、アイシャドーイングシャドーイングを追加で行っていました。

 

 

 そして遂に、精選模試の効果を試すべく、3カ月ぶりにTOEICを受験しました

 

 結果は、800点でした!!(リスニング430点、リーディング370点)

 

 前回の結果が725点(リスニング375点、リーディング350点)であったことを考えると、リスニングが55点も伸びたことは、大変嬉しかったです。

 今回の試験を受けた感想は、リスニングに関しては、どこに焦点を当てて聴いたらよいのかが精選模試を通じて分かるようになっていたため、かなり簡単に思えました。この経験から、精選模試は非常に効果があることを実感しました!

リーディングに関しては、350点→370点と20点伸びましたが、PART7の長文の正答率が低いように思われました。もちろん精選模試の効果はあったと思われるのですが、それでもまだまだ問題慣れが足りないことや、英文の読みの量が足りないことを痛感しました。

 

 

 

 ここまでで、私のTOEIC400点から800点までの道のりについて、英語学習体験記パート①~パート⑥という形でお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?? 

大学に入学してから本格的に英語の学習をはじめ、400点から800点に至るまでには、約3年間かかりました。私自身、英語上達完全マップを中心としながら、英語学習者の方々によるたくさんのブログを拝見させていただき、日々工夫を重ねながら学習をしてきました。もちろん、私の学習法が正解かどうかは分かりませんし、中には遠回りだと思われるような学習法もあったと思います。それでも、高学歴でもない普通の大学生でも、TOEIC800点を取得することが出来ました。この経験から、高校時代に英語が出来なかった人でも、大学受験で上手くいかなかった人でも、大学に入ってから真剣に学習を継続すれば、必ず英語は身につけられるということを身をもって体験しました。ですので、もし英語の学習で苦労していたとしても、学習を途中で投げ出さずに継続してください!そうすれば、必ず結果を出すことが出来ます! 頑張っていきましょう! 私も頑張ります!!

 

 

 今回はここまでとなります。

 

 最後までお読み下さりありがとうございました!

 

 次回もよろしくお願いします!!

 

 

 

英語学習体験記(TOEIC400点から800点までの道のり)パート⑤

 今回は、TOEIC670点から725点までの道のりについてお話します。

 

 この頃は、音読トレーニング、文法、瞬間英作文、発音、(多読)をある程度やり終え、そろそろTOEIC教材を使用してみようかなと思っていた時期でした。

 

 実際に、私が使用した教材は以下の単語帳(スピードマスター)と、TOEIC公式問題集です。

 

TOEIC(R)L&R TEST英単語スピードマスター

TOEIC(R)L&R TEST英単語スピードマスター

 

  

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

 
公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1

 

 

 まず一番上の単語帳(スピードマスター)についてですが、個人的な感想としては、TOEICの単語を全く学習したことがない人にとってはかなり効果が期待できると思います。なぜなら、私自身、TOEICの単語帳はこの1冊しか使用したことがなかったのですが、それでもこの1冊をやりこめば、TOEICの試験で出てくる単語の中で、知らない単語はほとんどないという状態にまでなりました。あとは、問題集を解く中で、自分の知らなかった単語をノートに記録し、復習するようにしておりました。この教材は、前半は、単語と例文から構成されている箇所があり、後半には一つの長文とその長文に出てくる単語(関連する単語)によって構成されている箇所があり、まずは前半の単語と例文から成る箇所を中心に学習していきました。

 

 学習方法としては、始めにCDを使って単語と例文をそれぞれ3周以上耳から聞いて、何となくでいいので、単語の正しい発音を理解するようにしました。なぜかと言うと、単語の正しい発音を知らないまま単語を学んでも、リスニングの際に聞き取ることが出来ないからです。このことは、前回の記事でもお伝えしましたが、「正しく発音できない音は聞き取れない」ということです。

次に、CDは使わず、単語と例文、それからその単語に関連のある単語を1ページずつ見ていきました。ただ、この際に単語を目で見て覚えるだけではなく、発音記号を頼りにしながら、声に出しておりました。その理由として、ただ目という一つの器官で見て覚える場合よりも、一度に複数の器官を使った方がより良い記憶の定着に繋がるそうだからです。このことは、私の経験上、正しいと思います。ですので、目で見るだけではなく、声にも出して単語を覚えるのが良いと私は思っています。

意識していたことは、一つの単語にこだわりすぎないことです。また、最初から完璧に覚えようとしないことです。というのも、1週目から一つ一つの単語を完璧に覚えようとしても、時間とストレスがかかるばかりで、すぐに忘れてしまうからです。人間は一度では覚えられないそうです。(その人にとってよほど重要なことであれば1度で覚えられるみたいですが)私にとって、単語学習の目的は、自分が学んだ単語を実際のスピーキングやライティングでも使えるようにすることであったため、単語帳を何周もしていく中で、少しずつ単語を定着させ、ただの知識ではなく、使える技術に変えていきました。そのため、スピードマスターを少なくとも30周以上はしました。

その他にも、何周もすると自分が覚えている単語とそうでない単語が徐々にはっきりしてくるので、その場合はまだ定着していない単語を中心に取り組んでいました。もちろん、なかなか覚えられない単語をマーカーで強調させたり、Google画像検索で英単語を入力し、出てきた画像を単語帳に直接書き込んでみたりもしました。いろいろ試してみて、皆さんに合った学習方法を取り入れるのが一番なのかなと思っています。

 

 このスピードマスターに取り組んでよかったと思うところは、公式問題集や他の模試を解いていく中で出てくる単語との相性が良いため(スピードマスターに出てくる単語が公式問題集などにも多く出てくるため)、問題集に取り組む中でさらなる単語の定着にも繋がるところです。

 

 

 次に、TOEIC公式問題集についてです。TOEIC公式問題集は、問題慣れするというよりも、音読トレーニング用の教材として使用しておりました。主に使用したのは、公式問題集のPART 3とPART 4です。

 学習方法は、

①まず初めに英文のスクリプトを何も見ずに、音声だけを聴いてみて、どれぐらい自分が英文の内容を耳で聴いて理解できるのかを試しました(5回ほど)

次に、②英文のスクリプトを見ながら、先ほど聞き取れなかった箇所を意識しつつ、 音声を耳から聴きました(5回ほど)

そして、③英文の和訳に一度軽く目を通して話の内容を理解した後、英文を一文ずつ見ていき、和訳と照らし合わせていきました。(この時に、単語や文法構造をできるだけ理解するようにし、8割以上の内容理解に努める。)もちろん、分からない単語や文法があったら、なるべくすぐに調べるようにしておりました。ここまでの準備を終えたらついに音読トレーニングに入ります。やり方はすごく単純であり、

④英文を見ながらCDで音声を2回聴きます。そうしたら今後は英文を見て、場面を頭で想像しながら2回音読します。この際、一番注意しなければならないのは、ただの棒読みになってしまうということです。音読トレーニングは、自分が英文の話し手になりきったつもりで、話の状況を頭で思い描きながら取り組んでこそ、効果があります。なので、最初から音声みたいに速く音読するのではなく、まずはゆっくりでもよいので、内容をしっかりと理解しながら音読すると良いと思います。そして、2回聴いてから2回音読の1セットが終了したら、教材に正の字を一つ書きます。この正の字が5個つくまで(5セット分)まずは頑張ってみましょう!そしたら最後にもう一度音声を英文を見ずに聴いてみましょう。音読トレーニングを始める前よりも格段に英語が聞き取れ、内容も理解できている自分に驚くはずです!

補足として、④を終えた段階で、その長文の1週目は終了にしても良いのですが、私がお勧めするのは、そこからさらにアイシャドーイングシャドーイングというトレーニングを付け加えることです。アイシャドーイングとは、英文を見ながらイヤホン等で音声を聴き、耳から流れてくる音声に合わせて自分も英文を声に出してついていくというものです。一方、シャドーイングとは、英文を何も見ずに、耳から流れてくる音だけを頼りに、音声に合わせて自分も声に出してついていくというものです。難易度は当然ながら、英文を見ることの出来ないシャドーイングの方が高いです。

私の場合、④に加えて、アイシャドーイングを2回、シャドーイングを2回行い、取り組んでいる長文の1周目を終了としました。アイシャドーイングシャドーイングは大変ではありますが、自分が話せる英語の速度を上げると同時に、より速い英語を聞き取れるようになるため、是非やってみてください!

①から④までの1セット×5回が終了し、長文の1周目を終えたら、同じことをあと4周してみてください。そうすれば、1周で10回の音読×5周分=50回の音読となるはずです! 一つの長文を50回音読することに対して様々な意見があると思いますが、英語上達完全マップでは、100回前後の音読を推奨していることを考慮すると、決して多すぎる回数ではないという風に思います。

 私は、このようなやり方で音読トレーニングを行い、何とかTOEIC公式問題集2冊分(音読に使用したのはPART 3とPART 4のみ)をこなしました。

 

 

 そして、上記の単語帳(スピードマスター)と、TOEIC公式問題集2冊を使ったトレーニングをやりこんだ後、いよいよTOEICを受験してみました。

 

 結果は、725点でした!!(リスニング375点、リーディング350点)

感想として、前回は670点(リスニング380点、リーディング290点)であったため、リスニングがやや下がり、リーディングが60点伸びました。音読トレーニングをしていたのにリスニングが下がったことに関してですが、正直、前回よりも英語の音自体はかなり聞き取れるようになったという感覚がありました。ただ、どうしてもTOEICは試験ですので、リスニングの際の先読みがうまくいかずに解けなかった問題が何問もあったので、問題慣れさえすれば、簡単にリスニングのスコアは上がるだろうと思っていました。一方、リーディングのスコアの伸びについてですが、単語帳に取り組んでいたため、知らない単語が減ったおかげで読みのスピードが速くなり、より多くの問題を解けたことで、スコアアップに繋がったと考えました。

 

 

 皆さんも、ぜひ参考にしてみてください!

 

 

 次回は、いよいよTOEIC725点から800点までの道のりについてお話します。

 

 最後までお読みくださりありがとうございました!

 

 次回もよろしくお願いします!!