普通の大学生が殻を破るブログ

英語学習を中心に、考えていることを気ままに書きます!

英米文学科という学科について

 

 皆さんこんにちは。

 

 今回は、私が専攻していた英米文学科という学科について、ご紹介したいと思います。

(もちろん、私が通っていた大学の英米文学科についての話で、すべての大学の英米文学科について、あてはまるかどうかは分かりません。。

 

私が大学生の頃、所属していた学科について振り返ってみると、良かったと思うことやあまり良くはなかったと思うところがありました。

 

多くの方の抱く、英米文学科のイメージは「英語が出来る人が多い」「国際派」といったようなものが多いようです。

 

実際、わたしが英米文学科に入ろうと思ったのは、

①授業で英語を扱うことが多いから

②何となく英語のスキルが上達しそうだから

 

 という漠然としたものでした。

 

ここで、以下の二つのことに対して考えてみたいと思います。

①「英米文学科では授業で英語を扱うことが多いのかどうか」

②「英米文学科に入って英語のスキルが向上したかどうか」

 

 

まず①「英米文学科では授業で英語を扱うことが多いのかどうか」 についてですが、このことに関しては私の予想通り、授業で英語を扱うことは多かったです。

具体的には、

  • 英語の原書(文学作品)の読解
  • 英語音声での映画鑑賞
  • 英作文を磨く授業
  • ネイティブスピーカによるプレゼンやスピーチを学ぶ授業

 

 などがありました。

 

次に、②「英米文学科に入って英語のスキルが向上したかどうか」についてですが、率直に申しますと、「そこまで向上していない」というのが私の正直な感想です。

 

このように思う理由としては、英語のスキルの向上を目的とした授業が多くはないからです。

 

これはどういうことかといいますと、ほとんどの授業がアメリカやイギリスの文学について学ぶ授業であり、中学校や高校の英語の授業のように単語や文法について事細かく解説があるわけではないからです。(ここで語弊なきように言っておきますが、私は英米文学科の授業を批判しているわけでも高校の英語の授業を美化しているわけでもありません。)

 

どちらかと言うと、授業の内容は、作品の中の登場人物の行動に対する分析をしたり、作家が作品を通じて読者に伝えようとしていることについて議論してみたり、国の歴史や英語という言語が出来るまでの流れについて学ぶといったものが多かったです。

 

私が唯一英語の学習という観点において良いなと思った授業は、「ネイティブスピーカーによる少人数の授業」です。このような授業の場合、他の大人数の授業と比べ、教師一人に対して学生の人数が少ないため、学生一人当たりの英語の発話量は当然のことながら増えます。それによって、英語を話す力は少しは向上すると思います。

 

 

最後に、今回のまとめとそれに関連する私の意見について述べさせていただきます。

 

「まとめ」

英米文学科では授業で英語を扱うことが多い

英米文学科に入っても英語のスキルがそれほど向上するわけではない

 

「私の意見」

①に関しては全くその通りだと思います。

 

②に関しては、少し残念な事実かもしれませんが、それほど落ち込むことではありません。その理由は、仮にどんなに質の高い授業であったとしても、授業の回数や時間は限られており、授業だけで英語の向上を期待するには限りがあるからです。英語の学習という観点で大切なのは、毎日の自主学習による積み重ねです。授業はあくまで英語の学習においては補足ぐらいの気持ちでいた方がいいのかもしれません。

 

 

 

 英米文学科に興味のある方にとって、少しでも参考になればと思います。

 

 

 最後までお読みくださり、ありがとうございました!!