普通の大学生が殻を破るブログ

英語学習を中心に、考えていることを気ままに書きます!

英語学習体験記(TOEIC400点から800点への道のり)パート①

 

 今回は、前回お話しした通り、

 私が大学時代にどのような方法で英語学習をしたか、また、それによってどのような成果が上げられたかについてお話ししようと思います。

 

 前提として、私は高校時代に英語ができたわけでもなく、難関大学に入れたわけでもないので、多くの英語学習者に近い視点で、お話しできるのかなと思っています。

 少しでも、皆さんの参考になればと思って書かせていただきます。

 

 まず初めに、大学入学当初の私の英語の能力がどれぐらいであったかというと、

大学入学後の8月に初めて受験したTOEICという英語の試験で400点でした。

入学後すぐに学習を開始していたため、入学の時点では300点台であったと推測できます。

(ここでは数値として英語の能力を示すため、TOEICのスコアを使用しています。)

 

 前回の記事でも申し上げた通り、高校時代までたいして英語ができなかったため、

当然と言えば当然ですね。

 

 しかし、結論からお伝えすると、入学時は400点しかなかったTOEICのスコアは、

大学3年生の終わりには、何とか800点にまで到達することができました。

 

 私が大学入学時に掲げた目標は、

TOEIC(リスニングとリーディング試験)で900点以上を取ること

②英検準1級を取得すること

 の大きく二つです。

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 現状としては、①と②のどちらの目標もまだ達成できておりません(笑)

 目標達成できるよう頑張ります!

 

 そして、上記の目標を達成させるため、高校時代までとは違った学習方法で、

英語の技能を向上させるようにしました。

 その理由として、受験勉強のような、ただ単語、文法を覚えて問題を解くといった学習法では、英語の楽しさが実感できず、学習の継続が困難であると判断したためです。

 それゆえに、TOEIC対策のような学習法はあまりとっておりませんでした。私の場合、自分の英語学習の伸びしろを常に把握できるように、TOEICという試験をものさしのように利用していただけです。

 

 そこで、学習をはじめる前に、まずは英語の正しい学習方法を学ぼうと考えました。

私が出会ったのは以下の二つの本です。  

 

國弘流英語の話しかた

國弘流英語の話しかた

 
國弘正雄の英語の学びかた

國弘正雄の英語の学びかた

 
 

 

 この二つの本は、私が大学の図書館をふらふらしていた時に、たまたま目に入ってきた本であり、実際に読んでみると、

“英語の学習は勉強ではなく、音読による訓練である”という主張がたくさんあり、英語を勉強としてしか捉えてこなかった私にとっては、非常に魅力的な本に思えました。

 また、著者の國弘正雄さんは、“同時通訳の神様”と呼ばれていた方であったらしく、その人によって書かれた本ならば信用できるとも思いました。

 

 そして、英語の学習において重要なのは、知識だけではなく、

音読によるトレーニンであることを学んだ私は、まずはトレーニング要素の多そうな

以下の本に取り組みました。 

 

大学入試英語長文ハイパートレーニング (レベル3)

大学入試英語長文ハイパートレーニング (レベル3)

 

 

 この本は、12のユニットで構成されており、それぞれの長文に対して音読用に、

スラッシュ(/)で文が適切に区切られているページがあり、なおかつCDも付いているため、音読用のトレーニングに最適でした。

 

 実を言うと、この本の著者である安河内先生と上記の國弘さんはちょっとした

師弟関係にあったそうです。なので、音読トレーニングに適した本であることも納得がいきます。

 

 そして私はまず、このハイパートレーニングに取り組み、

一つのユニットを20回ずつ音読しました。取り組んでみた感想としては、音読トレーニングというものをこれまでやったことがなかったために、最初のうちは効果があるのか全く分かりませんでした。ですが、CDから流れる英語を必死に真似してみたり、音と音の繋がりを意識して取り組みました。

 

 次に私が使用したのが、以下の二つの教材です。

 

英語長文レベル別問題集 4中級編 (レベル別問題集シリーズ)

英語長文レベル別問題集 4中級編 (レベル別問題集シリーズ)

 

 

英語長文レベル別問題集 5上級編 (東進ブックス レベル別問題集シリーズ)

英語長文レベル別問題集 5上級編 (東進ブックス レベル別問題集シリーズ)

 

 

 いずれも安河内先生が携わった教材であり、既に述べたハイパートレーニング同様、

それぞれ12のユニットから構成されており、しっかりと音読トレーニングが出来るようにCDが付いています。

 これらの教材は、一つのユニットを少なくとも50回以上は音読しました。

(音読トレーニング自体にも慣れてきたため、回数を増やしていきました。)

 

 取り組んでみた感想としては、音読という作業が苦しくなることが何度も

ありましたが、それでもまずは騙されたと思って学習を継続しました。

 

 そして、音読トレーニングを開始してから約7ヵ月後に、2回目のTOEICを受験!

 その結果、545点(リスニング295点,リーディング250点)を取得することが出来ました! (前回は400点)

 

 この結果に正直私はすごく驚きました!なぜかというと、入学後は、もちろん多少は単語の勉強もしておりましたが、それ以外は音読しかしておらず、内心では

音読なんかで本当に英語が上達するのか??

と思っている自分もいたからです。

 

 しかし、音読の効果を一番実感したのは他でもなく自分自身であり、

TOEICで400点を取得した時と比べると、明らかにリスニングパートで英語の音を聞き取りやすくなっていました。

(感覚としては、リスニングの音が遅くなったみたいな感じ)

 

 頑張って音読を続けたことによって、音読の効果を身をもって体験した私は、

継続してもっと英語の能力を高め、TOEICスコアも伸ばしていこうと前向きに考えられるようになりました。

 

 

 今回はここで以上となります。

 

 

 次回は、TOEIC545点からその先の道のりについてお話しさせていただきます。

 

 

 最後まで読んでくださりありがとうございました!

 

 次回もよろしくお願いします!!