【体験記】英文多読をやってみた!!
皆さん、こんにちは。
今回は、英文多読についてお話しさせて頂きたいと思います。
まず初めに、多読と聞くと、どんなことを思い浮かべますでしょうか。
もしかしたら、ただ難しい英文をひたすら読んでいくことを想像される方がいらっしゃるかもしれません。
でも安心してください。わたしが取り組み、効果があったと感じた多読は、決して辛いものではなかったからです。むしろ、勉強している感覚はほとんどなく、楽しいと思えるくらいでした。
以下に英文多読に至ったきっかけ、実際に行ったことを紹介させて頂きます。
(前提として、多読を始めるには、少なくともTOEICで600点は問題なくとれるレベルであることが望ましいです。理由として、英語力が伴っていないと、多読をしても分からない単語や文法が多く、学習効率の低下やモチベーションダウンに繋がることが想定されるからです。)
【きっかけ】
私は大学生の頃、英語学習をする中で、ゆっくりなら英文を読むことが出来るが、スピードに乗って、英文を読めないことに悩みを抱いておりました。(このころの私の英語力としては、分かりやすくTOEICで言うと、600点ほどでした。)
例えば、TOEICを解く際には、リーディングパートを時間内に解くことが出来ず、最後の数問は、マークシートを塗りつぶしておりました。
そんな状況を打開すべく、私が辿り着いたのが、英文多読でした。
いきさつとしては、もともと私が既に書いたブログでご紹介させて頂いている「英語上達完全マップ」という本の中で、「英語を早く読めるようになりたければ、英文多読が有効」との内容が書かれていたからです。
【行ったこと】
単語、文法のレベルが制限された、英語学習者向けの本を読んで行きました。最初は、児童書レベルのものから取り組み、徐々にレベルを上げ、最後には、一般の洋書のちょっと手前ぐらいのレベルの本まで読んで行きました。
【具体的な本】
Oxford bookworms、Cambridge English Readers などを中心に読んでいきました。たまたま自分が通っていた大学の図書館に、上記のような英文多読用の本が用意されていたので、借りて読んでいました。
個人的には、Oxford bookworms が一番ストレスなく読めました。
【心がけたこと】
読む際に心がけたこととしては、完璧主義になりすぎないことです。
私の場合、全体の内容が7割前後理解できていれば、良しとしていました。
理由としては、多読の目的を、あくまで「多くの英語に触れ、英文の処理速度を高めること」に位置づけていたからです。そのため、知らない単語があっても、よほど気にならない限り、推測するか飛ばして読むようにしていました。
私が、上記のような多読を行った期間は、大学2年生と大学3年生の約2年間でした。1週間に1冊読むことを目標に、この期間で、少なくとも50万語以上の英文を読んでいたと思います。
【効果】
英語を読む(理解する)スピードが、多読を始める前と比べ、圧倒的に速くなりました。具体的には、TOEICのリスニングパートで、設問を音声が流れる前に余裕をもって先読み出来るようになったり、リーディングパートを時間内に最後まで何とか解けるようになりました。
自分自身の体験をもって、英文多読は効果があったと言うことができます。
(繰り返しになりますが、TOEICで600点を問題なく取れるほどの基礎力を持った状態で始めることを前提としております。)
皆さんも、是非多読に挑戦してみてください!!
今回は、以上となります。
最後まで、お読みくださり、ありがとうございました!