普通の大学生が殻を破るブログ

英語学習を中心に、考えていることを気ままに書きます!

就職活動を終えての振り返り

 

 今回は、英語学習ではなく私の就職活動についてお話しします。

 

 日記みたいなものなので、こんな奴もいたんだなという程度に軽く見ていただけたらと思います。

(私は、一流企業や有名企業から内々定を頂いたというわけではございません。それよりも、やりたいことが分からずに苦労した側の人です。)

 

 少しでも、皆さんの参考になればと思います。

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 前提として、私が本格的に就職活動を開始したのは、大学3年生の2月(あと2ヵ月で4年生となる時期)になってからでした。それまでは、学内で開催される「就活講座」や企業のインターンシップに参加しておりましたが、どちらかというと、就職活動よりも英語の学習の方に力を入れておりました。その理由として、就職活動では、「英語の学習」を通じて身に付けたことを自分の武器としてアピールしていきたいと考えており、そのためには、英語を頑張ったという証拠を数値として示しやすい「TOEIC」試験でそれなりのスコアをとることが必要だと思っていたからです。 

 

これから私が書く文章は、私が就職活動を始めてから終わるまでの出来事についてです。

 

 私が就職活動を始めたのは、大学3年生の5月ごろになってからです。そのころから、学内で開催される就職活動の講座に参加し始めておりました。就職活動を始めたばかりの自分は、将来自分がどうなりたいかは全くはっきりしておらず、何となく周囲の就職活動を始める雰囲気に流されておりました。

もともと私は、高校3年生ぐらいの時は、将来英語の教師になることを目標にしていたのですが、大学2年次のフィリピン留学を終えた頃に、徐々に「英語を教えるよりも、実際に自分が英語を使ってみたいな」と思うようになってきました。そして、大学2年生まで続けていた「教職課程」を、大学3年生の段階で辞退しました。(この決断が正解であったかどうかは分かりませんが、、)そして、民間企業での就職を視野に入れていきました。

 

そして、6月、7月と学内での就活講座を受けていき、8月には、旅行業界の二日間のインターンシップに参加しました。このインターンシップでは、多くの他大学の学生と一緒に、その企業独自のグループワーク(グループディスカッション)をする中で、その会社でのお仕事を体験してみると同時に、他大学の学生と触れ合う中で、たくさんの刺激をもらうことができました。周囲には意識の高い学生が多かったため、正直私はびびっていました。その他にも、このインターンシップが私と「企業」との初めての接点であったため、企業の人達(社会人の方々)と接することにもびびっていました。それでも何とか、少しでも自分の意見を他人に伝えられるように頑張っておりました。

 

その後、9月、10月と少しずつ学内での「就活講座」に参加し、いよいよ11月に入りました。この頃は、商社のインターンシップ(一日間)に参加し、商社が一体どんな業務をしているのかを、グループワークを通じて学びました。感想としては、商社での業務は結構面白そうだなと思いました。この時点での私の志望業界は、「旅行業界」と「商社」の二つでした。

 

そして、12月には、「英会話スクール」のインターンシップ(1日間)に参加しました。このインターンシップに参加した目的は、自分がこれまで英語の勉強をしてきたこと、教職課程を受講してきたことを踏まえ、自分の取り組んできたこととかなり接点があると判断したためです。インターンシップに参加し終えた感想としては、学校の英語の教師ではなく、実践で使える英語の習得を目標にしている英会話スクールもいいなと思いました。

 

そして、年が明けて、時は一月。この頃は、就職活動だけでなく、大学側のレポート課題や後期試験があったため、少し慌ただしい時期でした。年末年始ということもあり、少し気が緩んでいる時期でもありました。この頃は、2月に開催される予定のインターンシップに向けたエントリーシートの作成を主にしておりました。

 

やがて、2月となりました。この時期から、より多くのインターンシップに参加し、就活本番に向けたエントリ―シート、SPIの準備を始めていきました。商社のインターンを中心に参加し、そのほかにも食品メーカーのインターンにも参加しました。また、この頃から、マイナビなどの就職支援をされている企業によるイベントが数多く行われ始めたので、徐々に参加するようになりました。

 

そして3月になり、いよいよ企業がエントリーを解禁しました。この時期は、エントリ―シートの提出が非常に多く、提出期限が重複するものが数多くあったため、エントリ―シートを提出しきれなかった企業もありました。このとき私が失敗したなと思ったことは、2月が終わるまでに、もう少しエントリーシートの型を作っておくべきであったということですそうすれば、エントリーシートの提出期限が重なったとしても、より多くの企業に提出することが出来たからです。3月には、7社ほど説明会に参加しました。この頃になって、新たな志望業界として、食品卸も見るようになりました。説明会の他には、1社の面接がありました。就職活動における初めての面接ということで、かなり緊張しました。

 

4月になっても相変わらず説明会、面接の日々が続きました。6社ほど説明会に参加し、4社ほど面接を受けました。この時期は、第一志望の企業の面接があり、かなり精神的にもしんどい時期でした。なかなか1次面接が突破できず、就職活動の厳しさを痛感していた頃でした。

 

そして5月。この時期に参加した説明会は6社ほどであり、受けた面接は4社ほどでした。この時期は、説明会とエントリーシートを経てようやく選考に進むことの出来る企業(持ち駒)の数が減ってきていたため、慌てずに目の前の選考に集中するように心がけておりました。また、大切にしていた考え方は、たとえ企業に落ちたとしても失うものは何もない。逃げないことが大事というものです。このように切り替えることで、上手く行かない時にも立ち直っていました。

 

そして6月。受けた面接の数は6社。この頃は、最終面接の数が多く、そろそろ内々定が欲しくなっていた時期でした。そして、6月の下旬に1社(食品卸)から内々定を頂き、ようやく(就職活動が終了したぞ!)と思っていました。 そして、6月の下旬から7月の上旬にかけての約2週間ほどの間、ぼーっとしつつも何か心に引っかかっているものがありました。それは、(ここで本当に就職活動を終了してもいいのか)ということです。なぜ私がこのように悩んだかというと、内々定を頂いた企業が、自分に合っている業界ではないのではないかと思うようになったからです。少し変わった話かもしれませんが、私が趣味でランニングをしている時に、(自分は本当に、今内々定を頂いている企業に就職したいのか?? 本当は違うのではないか??)ということをよく考えておりました。 そして、私の答えとしては、7月の中旬ではあるが、就職活動を再開するというものでした。正直、6月の下旬に1社から内々定を頂き、一度就職活動を終了しかけた状態から、再び就職活動を再開することは、とても精神的には大変でした。しかし、大学4年生の1ヵ月や2ヵ月というほんのわずかな時間を頑張らなかったことにより、近い将来に後悔してしまうことの方が、より辛いことであると判断しました。 実際、7月になると、募集をもうすでに締め切っている企業が多く、受けようと思った企業でも受けられないことがたくさんありました。また、気温が高く、暑い時期であったため、スーツでの活動は少し大変でした。7月に私が受けた説明会は約6社であり、この頃は、説明会に参加しても、参加している学生の数がこれまでと比べると非常に少なかったです。これはつまり、企業が募集している学生の数は減っているが、受けている学生の数も少ないということであり、この時期であってもチャンスは十分にあると考えていました

 

そしていよいよ8月。説明会に参加したのが2社、面接を受けたのが5社でした。なんとか8月中にあと1社から内々定を頂きたいと私は思っていたため、この時期は一番気持ちを強くもって行動しました。8月の中旬に最終面接があり、惜しくも落選。そして、8月の下旬(8月31日)に別の企業(専門商社)の最終面接があり、なんとか内々定を頂くことができました。 これでようやく、長かった就職活動を終えることが出来ました。

 

 

 最後に、就職活動を通じて私が学んだことについてお話しします。大きく3つあります。

一つ目は、就職活動には、「運や縁、タイミング、そして人柄(企業との相性)」といった要素が大きく関わってくるということです。たしかに圧倒的な実力のある学生であれば、就職活動で困ることはないのかも知れません。しかし、そのような学生はそう多くはいないと思います。私はいわゆる普通の学生であったため、実力が原因で落ちたというよりも、先に述べたようなその他の要因で上手く行かないことの方が多かった気がします。(これは決して私に運がなかったと誇張したいわけではありません)

二つ目は、選考に通過するかどうかは実際に受けてみなければ分からないということです。私は、選考に参加する前に、その企業に受かるかどうかという分かりもしないはずの成功確率ばかりを考えており、一番肝心な行動を起こすということを、おろそかにしていた時がありました。そして、受けられたはずの企業の選考を自分から逃げて辞退してしまうことが何度かあったため、就職活動をされている方には是非、受けられる選考には極力参加していただくことを強く推奨します。その理由として、私が(この企業の選考を突破するのはかなり厳しいだろうな)と思っていた場合でも、意外といいところまで通過できたことが何度もあったからです。要するに、客観的な指標が曖昧な就職活動では、受けてみるまでは何が起こるか分からないと言うことです。

三つめは、TOEICのスコア(800点)は、就活においては高く評価されるということです。特に面接では、TOEICのスコアを評価してくださる方が非常に多かったです。

 

 就職活動をされている方がいましたら、是非、最後まで走り切ってください!!

 

 

 最後までお読みくださりありがとうございました!